2015年4月15日水曜日

「サードウェーブ系男子」について

Cakesに掲載されたおぐらりゅうじ / 速水健朗の放談「すべてのニュースは賞味期限切れである」の【第61回】ネタ化される「上質な暮らし」と盲信する「サードウェーブ系男子」。読みました?ざっくり言うと、辛酸なめ子がキャップにヒゲ、メガネにニューバランスの男子を「サードウェーブ系男子」と定義していたけど、そういう男子ってよくわかる。「消費社会はもう古い」という哲学をもち、特別にお金をかけなくても、自分なりに工夫して、生活のひとつひとつを丁寧にするライフスタイル、つまり「上質な暮らし」(roomie)を目指している、と。この層って(本人は特別だと思っているかもしれないけれど)、既に1つの系列として確立するくらいの数がいて、「ブルーボトルコーヒー」のようなコーヒーショップに並んだり、KINFOLK的な特集や新刊雑誌を買ったりして、実はとんがった一部ではなく、既に新たな消費の形を生み出す大衆消費者化しているのでは?しかも「上質な暮らしをする俺」を発信、アピールしてくるから、一部ではもうネタにもされてるよね、といった話でございます。


放談内で「『サードウェーブ系男子』のイメージそのもの」と言われていた
GO OUT4月号表紙。このコピーはどうなんでしょう・・・「ボク」?

なかなか擦れた見方ですが、私としましては、そんなネタになるほど、更に「ちなみに、ポートランドとかブルックリンが憧れの土地みたいになったのって、いつぐらいからなんですか?」という質問が出るほど、日本でポートランドの価値が上がっていることに驚きましたよ。「憧れの土地」ですと!そして「KINFOLK系の女子が出てきたら、普通にオシャレで流行に敏感な女の子だと思われますよ」ですからね。おお。

いやあ、ポートランド、いい時に来た!オールアバウトで、1本目のサードウェーブ・コーヒーショップの記事、掲載されました。シリーズで書きますので、身近な若くてまだピュアな男子中心に広めて下さい!

ちなみに、上記「すべてのニュースは賞味期限切れである」記事にも出ていたTVシリーズ「ポートランディア」は相当な自虐ネタです。それにしても「ポートランディア」がまだ続いているのって不思議なんですが・・・シーズン5って・・・飽きないんですかね。なんか起きたのでしょうか。起きる気がしませんが。ちょっとNetflixで見てみようかな。
ちなみに市長役はカイル・マクラクラン。これがまたハマり役なんですわ。「ツインピークス」、「セックス&ザ・シティ」、「デスパレートな妻たち」とTVシリーズの彼の起用される役所は、素晴らしいと思うのですよ。

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